デザイン性の高い家具を生み出すイタリアのブランド、ドリアデより、
Antonia Astori（アントニア・アストリ）デザインの「アレフ」ダイニングテーブルを買取いたしました。

ドリアデは、1968年にミラノ南東部の都市ピアチェンツァで設立されました。
経営者のエンリコ・アストリとともに、建築家で妹でもあるアントニア・アストリがデザインを、
エンリコの妻のアデライデ・アチェルビが広告・PRを担当して、それぞれがドリアデを一流ブランドに導きました。
ドリアデの特徴は、そのデザイン性です。
さまざまな分野で活躍するデザイナーとコラボして、ユニークで前衛的な作品を生み出しています。

アレフをデザインした、アントニア・アストリは、1940年にイタリアのメルツォで生まれました。
1968年ローザンヌ大学卒業後、工業デザインとビジュアルデザインを学び、卒業後ドリアデにアートディレクションを担当します。
彼女にとって家具をデザインするということは空間をデザインするようなもので、
長く成功してきたデザインの経験が、家を変化させるという概念をもつシステム家具を作り出しました。

買取しましたアレフは、ガラスの天板を支える脚が美しいテーブルです。
フレーム部分がガラスを通して充分な存在感を表しています。
シンプルながら洗練されたドリアデのモダニズムが感じられる作品です。

買取させていただき、誠にありがとうございました。