モダンクラシックを象徴するKnoll（ノール）より、エットーレソットサス（Ettore Sottsass）デザインの、
イーストサイドチェア4脚セットを買取いたしました。

デザイナーのエットーレソットサスは、1917年オーストリア・インスブルックに生まれ、
トリノ工科大学建築学科卒業後、スタジオを開設しました。
50年代はオリベッティ社のインダストリアルデザインの主任顧問に就任し、
最初のコンピュータ「エリア9003」や、名作タイプライターの「バレンタイン」などを手がけています。
80年、マルコ・ザニーニらと、ソットサス・アッソチャーティを開設し、
翌年メンフィスを結成し、デザイン言語の革新を図ったラディカルな運動を展開しました。
大きな影響力を持つ国際的な巨匠として活躍中です。

買取いたしましたラウンジチェアは、ポストモダンの名作と呼ばれているチェアです。
アームレスト部分は先端に向けて幅が狭くなっていて、ヘッドレストの部分はボルスター型（円筒型）になっています。
座面のクッションはスクエア型で、立体的に見えるように緻密に計算され設計されていて、
形状がエットーレ・ソットサスが提唱した「ポスト・モダン」を具体的に実現しています。
お売り頂きましてありがとうございました！