スタッフブログ/買取査定員の奮闘記
ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)のスタッフブログ/買取査定員の奮闘記より、
「Noyesのnewsugarハイバック二人掛けソファを買い取らせて頂きました。」のご紹介させていただきます。
Noyesのnewsugarハイバック二人掛けソファを買い取らせて頂きました。
[2017/12/09]
こんにちは!
本日は
Noyesのnewsugarハイバック二人掛けソファを買い取らせて頂きました。
リビングを上質な空間に変える
こちらのアイテムも
もちろん高価買取が期待できますね。
さて
本日より
本日から不定期新連載
deep sea bird
ーーーーー
目が覚めたと思っていたが
男はまだ深い深い海の底にいた。
時折魚らしき物体が
目の前を通り過ぎるが
それが何なのか輪郭がはっきりしなかった。
ふと
背後から近づく気配を感じていた。
でかい…
とてつもなく大きい影が
その存在を知らしめていた。
ただすぐにそれが
敵意をもっていないことだけは
分かった。
後ろを振り向き
それが何かを確認しようと
した瞬間
深海の暗闇へと消えていった。
あたりには何かがいたという
飛沫だけが残っていた。
ふと何かの音色が聞こえた気がした。
寂しくて切ない音色。
でもどこか懐かしい。
思い出そうとしても思い出せない。
そこで
目が覚めた。
ーーーーーーーー
目を開けると
ヘッドホンからは
モータウン時代のスティービー・ワンダーの曲が
流れていた。
あとわずかで
目的地に着くころだった。
飛行機の搭乗口から
降りるとあたり一面は白かった。
男は
北の大地に立っていた。
ある目的のために。
滑り止めの付いた
レインブーツで降り立った。
東京では暑すぎる
カナダグースのJKが
この地では重宝しそうだった。
男はひとまず
空港近くにある
古い図書館へと入った。
オールドカリモクの
ロッキングチェアがずらりと並んでいた。
何か手がかりがあればいいのだが…
分厚い本をめくるうちに
眠くなってしまい
いつのまにかまどろみの中にいた。
つづく
不定期新連載を開始いたします。
題名
「deep sea bird」
ーーーーーーーーーーーーー
目が覚めたと思っていたが
男はまだ深い深い海の底にいた。
時折魚らしき物体が
目の前を通り過ぎるが
それが何なのか輪郭がはっきりしなかった。
ふと
背後から近づく気配を感じていた。
でかい…
とてつもなく大きい影が
その存在を知らしめていた。
ただすぐにそれが
敵意をもっていないことだけは
分かった。
後ろを振り向き
それが何かを確認しようと
した瞬間
深海の暗闇へと消えていった。
あたりには何かがいたという
飛沫だけが残っていた。
ふと何かの音色が聞こえた気がした。
寂しくて切ない音色。
でもどこか懐かしい。
思い出そうとしても思い出せない。
そこで
目が覚めた。
ーーーーーーーー
目を開けると
ヘッドホンからは
モータウン時代のスティービー・ワンダーの曲が
流れていた。
あとわずかで
目的地に着くころだった。
飛行機の搭乗口から
降りるとあたり一面は白かった。
男は
北の大地に立っていた。
ある目的のために。
滑り止めの付いた
レインブーツで降り立った。
東京では暑すぎるカナダグースのJKが
この地では重宝しそうだった。
男はひとまず
空港近くにある
古い図書館へと入った。
年季の入った扉を開けると
目の前には
オールドカリモクの
ロッキングチェアがずらりと並んでいた。
何か手がかりがあればいいのだが…
分厚い本をめくるうちに
眠くなってしまい
いつのまにかまどろみの中にいた。
つづく