アルモニアのQUALITAソファを買い取らせて頂きました。
[2018/01/13]
「え?」
なんだこの人はいきなり何を言い出すのだろう?
どうして僕がこの地に探し物をしに来ているのが分かったのだろう?
「…」
無言のまま、答えに窮していると
マルニ木工のリクライニングチェアを前後に揺らしながら
両腕をどんぐり頭の後ろで交差して
「あ、案ずるなかれ。俺の野生の勘がそうじゃないかと思っただけだ」
なんだ、勘か。
「別に…ただの観光で来ただけですよ」
大作はにんまりと笑みを浮かべ
「そうか…ならいいんだ。」
湯呑に入った温めの
ほうじ茶をごくりと飲み干していた。
「おお、そうだ。
なあ、あんた。
せっかくだから
俺がこの町を案内してやるよ。」
「いや、お気持ちだけで大丈夫です。」
「いいから、いいから!人の好意は受け取っておきなさい!がはは」
どうしたものか…
どう切り抜けようかとまごついている所に
店のお母さんも会話に割り込んできた。
「お客さん、大ちゃんのこの町ツアーは結構、人気なのよ。」
援護射撃だった…。
「はあ…」
そんなこんなで
半ば強引すぎるほどに
この町を案内されることになった。
店を後にするなり
「これを被りな!」
オレンジとグリーンの配色の
ヘルメットを渡され
1,000CCの
アメリカンバイクの後ろに乗りこみ
けたたましいエンジン音とともに
出発進行となった。
さて、どうなることやら…
づづく
アルモニアのQUALITAソファを買い取らせて頂きました。
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もちろん高価買取が期待できます。
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さて、不定期連鎖の
「deep sea bird」
第7話 援護射撃
「え?」
自分の心臓の鼓動が早くなるのを感じた。
なんだこの人はいきなり何を言い出すのだろう?
どうして僕がこの地に探し物をしに来ているのが分かったのだろう?
「…」
無言のまま、答えに窮していると
マルニ木工のリクライニングチェアを前後に揺らしながら
両腕をどんぐり頭の後ろで交差して
「あ、案ずるなかれ。俺の野生の勘がそうじゃないかと思っただけだ」
・・・なんだ、勘か。
少し落ち着いたところで返事をした。
「別に…ただの観光で来ただけですよ」
大作はにんまりと笑みを浮かべ
「そうか…ならいいんだ。」
湯呑に入った温めの
ほうじ茶をごくりと飲み干していた。
「おお、そうだ。
なあ、あんた。
せっかくだから
俺がこの町を案内してやるよ。」
なんか面倒なことになりそうな気がする…
「いや、お気持ちだけで大丈夫です。」
「いいから、いいから!人の好意は受け取っておきなさい!がはは」
どうしたものか…
どう切り抜けようかとまごついている所に
店のお母さんも会話に割り込んできた。
「お客さん、大ちゃんのこの町ツアーは結構、人気なのよ。」
援護射撃だった…。
「はあ…」
そんなこんなで
半ば強引すぎるほどに
この町を案内されることになった。
店を後にするなり
「これを被りな!」
オレンジとグリーンの配色の
ヘルメットを渡され
1,000CCの
アメリカンバイクの後ろに乗りこみ
けたたましいエンジン音とともに
出発進行となった。
さて、どうなることやら…
づづく