ボーコンセプトのコーヒーテーブルを買い取らせて頂きました。
[2018/02/04]
第10話
「墓守」
「実際、ここのことはよく分からねえんだ」
ハードボイルドは鍾乳洞の奥の暗闇
を見つめたままでそう言った。
「見ようによってはちょっと気味悪いだろ？
だから一般公開は控えるようになってるんだ」
誰かの手が加えられた物ではなかったが
誰かの思いが現れた偶像のようにも見える。
確かによく分からない。
「昔から、この地には言い伝えのレベルだが
ここのことは後世に伝えられてきたようだ」
そういうと
地面から突き出た
スワンチェアによく似た偶然の産物に腰かけた。
「そしてここには違った側面もある」
一音低いような違ったトーンで
こう呟いた。
「昔、ここで大勢の人が亡くなった。
俺は代々ここを守るように言われている。
墓守みたいなもんだよ」
つづく
こんにちは！
エルラインstaffのブラザーKです。
本日はボーコンセプトのコーヒーテーブルを
買い取らせて頂きました。
グッドアフタヌーンを過ごせる
こちらのアイテムも
もちろん高価買取が期待できますね。
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さて、不定期連載中の
「deep sea bird」
第10話
「墓守」
「実際、ここのことはよく分からねえんだ」
ハードボイルドは鍾乳洞の奥の暗闇
を見つめたままでそう言った。
「見ようによってはちょっと気味悪いだろ？
だから一般公開は控えるようになってるんだ」
誰かの手が加えられた物ではなかったが
誰かの思いが現れた偶像のようにも見える。
確かによく分からない。
「昔から、この地には言い伝えのレベルだが
ここのことは後世に伝えられてきたようだ」
そういうと
地面から突き出た
スワンチェアによく似た偶然の産物に腰かけた。
「そしてここには違った側面もある」
一音低いような違ったトーンで
こう呟いた。
「一部の限られた人間しか知らないが、
昔、ここで大勢の人が亡くなったんだ。
俺は代々ここを守るように言われている。
墓守みたいなもんだよ」
つづく
