美術品や骨董品を扱うキャリアを経てフランスの家具製造業者で学び、2007年に妻でありマネージャーでもあるテレサ・キャンベルと2つの新しいベンチャーを始め、インテリアデザインスタジオと、自身の家具をデザインし始めます。リラックスやリフレッシュ、快適さを追及したデザインでピクナル賞などの家具デザイン賞を受賞しています。

並外れたデザインと快適さを組み合わせたインテリアデザインを50年以上ものあいだ続けてきたので、伝説的なデザイナーと呼ばれています。アメリカにイギリスのカントリーハウスのスタイルをもたらしたとも言われていましたが、82歳の時に肺炎の合併症で亡くなりました。歓喜や喜びといった感情的な要素が含まれたデザインが特徴です。

インディアナポリスを拠点とするデザイン会社の創設者であり代表です。20年以上にわたり快適さやシンプルさといった洗練されたスタイルで、住居のインテリアから商業的プロジェクト、家具製品までをデザインしてきました。馬術家な彼女らしく、力と美しさが調和したような古典的でモダンでいて、エレガントな作品ばかりです。

華やかな飾りばかりのパロックやロココ様式の反動として、1780年代後半の古代ギリシャやローマスタイルがアメリカで変化してきたのが、新古典主義のネオクラシックです。キンデルのネオクラシックコレクションは、アメリカのネオクラシックスタイルの創始者たちからインスピレーションを得て、敬意を表したコレクションとなっています。

滑らかな曲線がエレガントで気品あるれるデザインは、三日月をモチーフとしているのでクレセント（三日月）と名付けられました。優雅で美しいカーブが特徴で、全米の家具デザインに大きな影響を与えたと言われています。アーム部分まで丁寧に三段階の仕立てをしてるなど、高度な技術で制作されたキンデルのベストセラーなソファです。

1945年にウエストヴァージニア州にある、グリーンブライアーホテルのカフェの為にデザインされた、20世紀を代表する偉大なインテリアデザイナーである、ドロシー・ドレーパーの代表作のチェアです。背部分は渦を巻くような曲線だけで描かれたデザインと、脚はフレンチのカブリオーレを組み合わすことで、エレガントで愛らしい印象です。