トーネット（THONET）より、no.209 チェアを買取しました。

買取しましたno.209 チェアは、背もたれからアームまでつなぎ目のない、
1本から成型された画期的なチェアです。

背と肘掛け両方を形成するフレームは、無垢材からその形状に曲げられ、
わずか6つのパーツから構成されているので、曲木チェアの原点とも言われています。
彫刻作品のように美しい有機的なフォルムは、
スイスの建築家であるル・コルビジェをも虜にしたと言われるほどで、
自身の建築作品で使用したり、1927年ドイツの多くの建物でこのチェアが採用されたことでも有名です。
設計はゲブルダー・トーネット（Gebruder Thonet）がデザインしていて、
シリーズには、座面が合板タイプや曲木のオープンバックを持つタイプ、
ラタンのバックレストの210チェアなどが展開しています。
ラタンの座面の下には、透明で耐久性のあるプラスチックメッシュが備わっています。
エレガントでクラシックな印象ですね。

買取させて頂きまして、誠にありがとうございました。