フランスのligne roset（リーンロゼ）より、
川野博デザインのbloom（ブルーム）フロアライトを買取いたしました。

リーンロゼは、1860年創業、フランスに本社を置くヨーロッパを代表するブランドのひとつです。
ligne rosetのブランド名は、コレクションという意味の「ligne」と、
創業者の名前の「roset」と合わせてつけられました。
ロゼのコレクションという意味合いになります。
創業当初は傘のステッキをつくる木工所でしたが、年を経るごとにイスなど家具全般の製作をはじめ、
著名なデザイナーとのコラボも手掛けるようになりました。
1973年には、世界的に有名なソファ、TOGO（トーゴ）が生まれています。
その後も「コンテンポラリなーライフスタイルをトータルに提案する」をコンセプトに、
世界中のトップデザイナーたちとコラボレーションを行い、常に新しいライフスタイルを提案し続けています。

川野博氏は、1971年神奈川県生まれのデザイナーです。
工学系の大学卒業後、外資系の製薬メーカーで営業として働いていたという、ユニークな経歴があります。
インテリデザインに興味を持ち、多摩美術大学の造形表現学部デザイン学科を30歳で受験、
2年生の時に家具をつくり始めました。
2007年に卒業後、ストックホルムのデザイン事務所に3ヶ月勤務し、
フリーでやっていこうと決意し帰国した直後にligne rosetからフロアランプの依頼が来て、
そして生まれたのがブルームです。
彼は日本人として初めてligne rosetと契約しました。

ブルームは植物をモチーフにした個性的なデザインのフロアライトです。
BLOOM＝開花というネーミングのとおり、植物の蔓や花びらをイメージさせる柔らかいフォルムとなっています。
ウレタン素材をレーザーでカットしてつくられていて、
触り心地はとても柔らかです。
自分好みにシェードをデザインセットできるのも魅力です。

買取させていただきまして、ありがとうございました。