イタリアの人気照明ブランド「FLOS」より、
ジノ・サルファティがデザインしたシャンデリア 2095を買取致しました。

FLOS社は1962年創立しました。
同じ年に、イタリア工業デザインの古典ともなった数々のランプの生産を開始します。
これらの最初のランプがあの有名なArco, Release, ToioそしてTacciaです。
すべてAchilleとPier-giacomo Castiglioniがデザインされました。
時間を越えたデザインと技術的な優秀さの証として、
これらは現在でも生産され続けています。

デザイナーのジノ・サルティアは、1912年にイタリア、ヴェニスで生まれました。
1936年にアルテルーチェ社を設立し、オリヴェッティのオフィス、
ミラノのツフォルツァ城、豪華客船などの照明を手掛けます。
1955年、56年と2年連続でコンパッソドーロを受賞するなど、
照明デザイナーとしての地位を築き上げました。
400点以上の作品を残すなど、照明器具作りに強い情熱を傾けたデザイナーです。

買取しましたジノ・サルファティのデザインの「2095」は
ヨーロッパの伝統的なシャンデリアの形態を、
モダンデザインの文脈で読み替えたエポックメイキングな傑作です。
まるで沢山のキャンドルがダンスをしている様な姿が魅力的な、
豊かさと優美さが時代を超えて息づく照明です。

買取させていただきまして、誠にありがとうございました。