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不用になったギターを高値で売るにはどうしたら良い?おすすめの売却方法や査定に出す際のコツなどをご紹介!

小山大作小山大作

不用品を売る・買取してもらう方法

不用になってしまったギターはごみとして捨てることも可能ですが、まだ演奏できる状態であれば売却を検討してみてはいかがでしょうか?

状態が良いもの、人気のブランドであれば、予想外の高値が付くかもしれません。 本記事で、おすすめの売却方法、高値で売るコツなどをご紹介いたしますので、ギターを手放そうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

売りたくなるのはどんなときか?

まず最初に、どんなときにギターを売りたくなるのかについて見ていきましょう。売りたいと思う理由については人それぞれありますが、ずっと演奏していない、新しい楽器に買い替えたい、お引越しするので部屋を片付けたいなどの事情で手放そうと考える方が多いようです。また、ほかにほしいものがある、生活費が足りないなど、急にお金が必要になったときに売却を検討されるケースもあることでしょう。

お持ちギターの種類やお住まいの環境に応じて最適な方法を考えよう

ギターは大まかに分けると、エレキ、アコースティックの2種類があります。エレキギターは、電気を通して演奏するタイプの弦楽器です。アンプやエフェクターなどに接続して演奏することもあります。大きな音を出したり、音を歪ませたりなどいろいろな音色が出せるのが特徴です。

アコースティックギターは、電気を通さないタイプの弦楽器です。弦を爪やピックなどで弾くと、その振動が表面板に伝わり、サウンドホールから音が出る仕組みとなっています。ピックアップが付いているタイプは、アンプを通してより大きな音を出すことも可能で、エレアコとも呼ばれています。

ギターの種類によって、買取金額が変わることもあるので、売る際にはその点をよく考慮しておいたほうが良いでしょう。また、売却する際には、お住まいの環境も考慮することも大切です。たとえば、都会であれば音楽をやっている方が多いので、割とすぐに売れることがありますが、田舎だとそもそもギターを買取してくれるショップがないかもしれません。

また、お仕事などが忙しい方だと、ショップまで売りに行く時間が取れないということにもなるかもしれません。お持ちの楽器の種類とご自分の環境をよく考慮して、それに合った最適な方法で処分することが、売却の際の大切なポイントとなります。

エレキの人気メーカーやモデルについて

エレキギターは種類が豊富にあり、国内や海外などさまざまなメーカーも存在しています。その中で、特に人気が高い海外ブランドは、フェンダーやギブソンです。楽器を演奏しない方でも、この2つの名前はどこかで聞いたことがあるという方もいらっしゃることでしょう。

そのほかにも、エピフォン、リッケンバッカー、デューゼンバーグなども人気が高いブランドです。国内のブランドですと、アイバニーズ、ヤマハ、フェルナンデスなどが人気があります。ヤマハは弦楽器だけでなく、グランドピアノ、電子ピアノ、管楽器などさまざまな楽器を販売している国内大手のメーカーなので、日本人でその名前を知らない人はいないほど有名な会社です。

アコースティックの人気メーカーやモデルについて

アコースティックギターも、海外や国内などさまざまなメーカーからたくさんの種類が販売されています。海外メーカーで、昔から定番人気となっているのは、ギブソン、マーティン、フェンダーなどです。近年は、チェコ共和国のメーカーであるフォルヒも注目されるようになっており、ソロギターを演奏される方たちの間で人気となっています。日本のメーカーですと、ヤマハ、タカミネ、モーリスなどが特に有名です。職人が手作業で作っているK.Yairiも、音色が良いことから人気が高いメーカーです。

高く売るためのコツをご紹介!

できるだけ高値で売るために最初にやっておくことは、お持ちのギターのメーカー名やモデル名の確認です。 そして、上記にあるような人気のメーカー品のモデルをお持ちの場合には、売却する業者をよく見極めることもとても大切です。

なぜなら、人気の高いメーカーの楽器は、一般のリサイクルショップへ持っていくよりも、楽器を専門としている買取業者に依頼したほうが高値で売れやすいからです。売却する際の手順や高値が付くポイントについて、項目ごとに詳しく見ていくことにしましょう。

楽器買取専門店に依頼する方法

高値で売りたい場合には、楽器買取専門店が一番おすすめです。できれば、ギターの買取実績が多いショップを選んでおいたほうが良いでしょう。楽器買取専門店は実店舗のほかに、インターネット限定のショップなど、意外とたくさんありますので、気軽に売りやすいという利点もあります。誰もが知っている有名な楽器店でも、買取を行っていることが多いので、相談してみると良いでしょう。

査定に出す前にまずは買取相場をチェック!

楽器買取専門店に依頼すれば、査定を行って、買取額を教えてくれます。その金額に納得したら、買取成立となり売却することができるのです。ただ、いきなり楽器買取専門店へもっていくのではなくて、事前に買取相場を調べておくことをおすすめします。

買取相場額を把握しておけば、楽器買取専門店へ持っていったときにスムーズに買取してもらいやすくなりますし、安い金額で買い叩かれてしまうリスクも減らすことができるからです。インターネットで買取を行っているショップの中には、ホームページ上でおおよその買取金額を提示しているところやオンライン見積もりを行っているところもありますので、それらを利用して買取相場をチェックしてみると良いでしょう。

複数の業者に査定を依頼して比較してみることも大切

1社に絞らずに、複数の楽器買取専門店に査定を出して、見積額を比較しておくことも、高値で売るための重要なポイントとなります。買取金額はショップによって差があるので、複数社から査定を受けることで、より高値で買取してくれるところが見つかりやすくなることでしょう。

中には、ほかのショップのほうが見積額が高かった場合に、買取金額をアップしてくれるところもあります。複数のショップで査定を受けるのは手間がかかりますが、高値で売りたい方はぜひともやっておくことをおすすめします。

できる範囲でクリーニングして見た目をきれいにしておこう

楽器買取専門店へ査定に出す前に、きれいにクリーニングをして見た目をきれいにしておくと、より高い査定が出やすくなります。見た目の状態が美しいと、査定時の印象がアップして、高値が付くことも多いのです。柔らかいクロスなどで、表面板やペグなど金属部分の手あかやほこりを落とすなど、できる範囲で掃除をしておくようにしてください。

査定に出す前にチューニングや絃の交換をしておく

査定に出す前に、チューニングや弦の交換をしていくことも、高値で売るコツです。楽器買取専門店では、査定を行う際に音を鳴らして、状態をチェックしています。チューニングがしてあればすぐに音のチェックができますし、新しい弦に交換しておけば良い音が出やすくなるので、良い楽器だと判断されて、すぐに高値を付けてもらえる可能性が高くなります。標準チューニングでも良いので、査定に出す前に弦を交換して、電子チューナーや音叉などで音程を合わせておくようにしてください。

ストラップなどの付属品を揃えておく

査定に出す際には、付属品を揃えておくことも大切なポイントです。ストラップ、ケース、ケーブルなどの付属品が揃っていると、好印象となり高値になりやすいのです。すでに製造販売が終了しているモデルの場合には、付属品が揃っているだけで、高値が付くことも珍しくありません。

さまざまな買取方法の中から自分に合ったものを選ぼう

買取の方法は、出張買取、宅配買取、持込買取などいろいろとあります。売却する際には、自分が利用しやすい方法を選ぶと良いでしょう。それぞれの買取方法のメリット、デメリットについて項目ごとに見ていきましょう。

出張買取は楽な方法で売りたい方におすすめ

出張買取は、ショップの方がご自宅まで買取に来てくれますので、最も楽な方法です。自分でショップまで運びたくない方や梱包して発送する手間をかけたくない方には、おすすめです。その場でお値段を付けてくれますので、査定額について質問しやすいですし、万が一金額に納得できなかった場合でもその場で交渉できるというメリットもあります。

ギター以外のものを買取してくれることもあるので、いらないものをまとめて売りたいと思っている方にも、メリットが多い方法です。デメリットは、決められた日時に自宅にいなければならないことくらいでしょう。 出張買取を利用する際には、運送保険に加入している業者を選んでおくとより安心感があります。

宅配買取は自分の都合に合わせて売りたい方におすすめ

宅配買取は、自分の都合に合わせて売りたい方におすすめの方法です。梱包材や段ボール箱を送ってくれる買取業者も多いので、自分で梱包グッズの準備しなくても売却できるというメリットもあります。デメリットは、宅急便で送るため、査定や買取に時間がかかってしまう点です。また、お互いの顔が見えませんので、その場で質問や交渉ができないというデメリットもあります。

持込買取は近くにショップがある方におすすめ

持込買取は、ご自宅の近くにショップがある方におすすめの方法です。出張買取と同じく対面での買取になりますから、その場で質問や交渉がしやすいのがメリットです。また自分の都合の良いときに売ることができる場合や査定額から出張料が引かれないので、その分高値になりやすいというメリットもあります。デメリットは、自力で運ぶので重たいエレキギターだと大変になってしまう点、ショップによっては事前に問い合わせが必要になる点です。

ギターの買取で評判のいい業者の一例

関東全域に出張買取可能、エルミュージック

エルミュージック

楽器買取専門のエルミュージック(l-music)は急いでギターを売りたい方にも向いていて、埼玉県と東京都ならスケージュールが合えば即日で買取も可能になっています。宅配買取なら日本全国OKなので、査定額に納得したら依頼するのも良いと思います。楽器全般に対応しているので、ギターと一緒にアンプや他の楽器を査定に出せば買取金額も大きく上がりやすくなります。査定は無料で行ってくれて、キャンセル料金も発生しないので、まだ売るか悩んでいる方でも利用しやすいです。

エルミュージックで査定してみる

ギターだけを専門に取り扱っている、ギタープラネット

ギタープラネット

ギタープラネットは御茶ノ水に店舗があるギター買取、販売を行っているショップです。店舗もエレキ本館やアコースティック&ベース本館、それぞれ2号館、ウクレレ専門など、かなり本格的にギターを買取、販売していてそれだけ経験や知識もあります。買取しているギターの種類もメーカーもかなり幅広いので、他店で納得のいく査定額が出なかった人も、買取を断られた人も一度依頼してみてはいかがでしょうか。ハイエンドギターからメジャーブランドギター、国産や外国産でもプロのスタッフさんが査定してくれます。

最短5分でスマホ査定可能、イシバシ楽器

イシバシ楽器

ギターを弾いたことのある人なら誰もが知っている有名大手ショップのイシバシ楽器は、楽器の販売だけでなくて買取にも力を入れていて、数多くのギターを販売したり演奏したスタッフが買取をしてくれるので、査定額も他社より高くなりやすいです。ウェブや電話からも査定の依頼は出来ますが、今はラインでの鑑定が特に人気で、写真を送るだけで大まかな金額を返信してもらえます。その金額に納得できなかった場合もキャンセル料はかからなくて、もし納得して宅配買取を利用すると査定額が10%アップするキャンペーンも行っています。

お時間や金銭的に余裕がある方におすすめの売却方法

引越しですぐに売りたい、お金に困っているという状況でない方は、慌てて楽器買取専門店へ依頼せずに、リサーチしてみると良いでしょう。

WEBやLINE査定を利用して相場をチェック

最近は、WEB査定やLINE査定を行う買取業者が増えています。写真を撮って、メーカー名などの情報を入力して送信するだけで、おおよその買取金額を教えてもらうことができるのです。ざっくりとした金額を把握しておけば、売却時の目安にもなります。WEB査定やLINE査定は無料となっている業者も多いので、気軽に利用してみると良いでしょう。

ケースに入れて直射日光や湿気を避ける

すぐに売らない場合には、ケースに入れて保管するようにしてください。ギターはとてもデリケートな楽器なので、直射日光や湿気にとても弱いのです。演奏しないときにはケースに入れて保管する習慣をつけておいたほうが、より長持ちしやすくなります。

長い期間演奏しないときは弦を少し緩めておく

長期間演奏しないときは、ケースにしまう前に弦を少し緩めておいたほうが良いでしょう。弦の張力は非常に強いため、ネックがそってしまうこともあるからです。ネックがそってしまうと修理が必要となり、買取金額にも影響が出てしまうこともあるので注意してください。

まとめ

以上、ご不用となったギターの売却方法、高値で売るコツなどをご紹介しました。売却する際には、メーカー名やモデル名をよく確認して、人気のメーカーであれば、楽器専門のお店へ依頼するのがおすすめです。

楽器専門店の中にはリペアスタッフが自社で修理を行っているところもあるので、多少の不具合があるものでもお値段を付けてもらえる可能性もあります。希少価値のあるモデル、ハカランダやマホガニーなど高価な材料で作られたものなども高値になりやすいので、楽器専門店で相談してみると良いでしょう。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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