買取が望めるテレビとは一体どんな状態のものか?
では買取が望めるテレビとはどのようなものなのでしょうか。売れるテレビのポイントを紹介していきます。
動作に不具合がなく使用できる状態
買取が望めるのは、動作に不具合が一切なく問題なく使用できる状態のものです。売りたいと思ったらまず最初に、電源を入れてすぐに動作するか、ちゃんと映像が映るかなど、いろいろとチェックしてみると良いでしょう。また、リモコンなどでボリュームも操作してみて、音声もきちんと聴こえるかどうかも確認するようにしてみてください。
有機ELや4Kなど需要の高いスペックのモデルは売れやすい
高画質で視聴できる有機ELモデルは、まだまだお値段が高額となっているため、売却するときにも高値で売れやすい傾向にあります。また、4Kで視聴できるモデルに関しても、今後の需要が見込まれているため、普通のテレビよりも売れやすくなっています。
これらの有機ELモデルや4Kなどの高スペックのモデルをお持ちの場合は、高値で売れる可能性が十分にありますので、家電リサイクル法に従ってゴミとして廃棄してしまうよりも、売却してしまうのがおすすめです。
製造から5年以内の比較的新しいもの
比較的新しいものも売れやすいです。新しいかどうかの基準は、製造日から5年間を目安にしてみると良いでしょう。製造日の情報は、本体や説明書や保証書などに記載されています。もし製造日がわからない場合には、メーカーのホームページで型番などの情報をチェックしてみてください。
無名メーカーよりも有名メーカー品のほうが買取してもらいやすい
テレビはいろいろなメーカーから販売されており、近年では中国や韓国など海外製のモデルも登場してきています。
ただ、売却する際には、国内の有名メーカー品の方が買取してもらいやすくなっています。特に、Panasonic、東芝、SONY、三菱電機などの日本の大手メーカー品は高値で売れることが多いです。
HDDやブルーレイ内蔵などの機能が搭載されているもの
HDDやブルーレイが内臓されているモデルも人気が高いため、普通のテレビよりも、買取してもらいやすいです。
売りに出す前に、HDDやブルーレイなどが付いているかどうか、取扱説明書や各メーカーのホームページなどでチェックしてみてください。
買取が難しいケースとは?
では買い取ってもらえないテレビとはどんなものなのでしょうか?ご自宅のテレビをチェックしてみて下さい。
視聴に何か問題のあるものは買い取ってもらえない
電源を入れても全く映像が映らない場合や音声が聴こえてこないなど、視聴に問題がある場合には、基本的に売れないと思っていたほうが良いでしょう。視聴に問題のあるテレビをリサイクルショップへ持って行ったとしても、買取してもらえず無駄足となってしまう可能性が高いです。
製造から5年以上経過している
きれいな状態で保管されていたテレビであっても、古い場合には買取が難しいです。製造から、5年以上経過しているものに関しても買取してもらえないか、仮に売れたとしても、ごくわずか金額となってしまうケースがほとんどです。
視聴はできるが汚れや傷が多い状態
買取の際には、外観の状態も大きく影響します。視聴には一切問題がなかったとしても、目立つ汚れがある場合や傷がある状態だと買取してもらうことができません。
有名じゃないメーカー品も売れない
有名メーカー品かどうかも買取に際には、重要なポイントとなります。状態が良くて、新しいモデルであっても、無名な会社の製品の場合には、買取対象外となってしまうことが多いのです。聞いたことがないようなメーカーの場合には、売るのをあきらめたほうが早いかもしれません。
リモコンや付属品や保証書や取扱説明書などが揃っていない
テレビ本体の状態だけでなく、付属品が揃っているかどうかも買取してもらえるかどうかの重要なポイントとなります。購入したときに付属されていたリモコン、スタンド、ケーブルなども一緒に査定に出すようにしてください。また、取扱説明書や保証書なども忘れずに揃えておくようにしてください。
ひと昔前のブラウン管
今は薄型の液晶が主流となっています。そのため、ひと昔前のブラウン管タイプは、まず買取してもらえません。デザイン性の高い高級なブラウン管テレビであれば、ごくまれにアンティーク品などを取り扱っているショップが買取してくれる場合もありますが、基本的には売れないと思っておいたほうが良いでしょう。
買取してもらえなかった場合はどうしたら良い?
では買取してもらえなかった場合にはどのようにすれば良いのでしょうか?売れなかった場合の対処方法について解説していきます。
自分でオークションやフリマに出す方法
もしもリサイクルショップなどで買取してもらえなかった場合には、オークションやフリマサイトに出品するという方法もあります。オークションやフリマサイトは、ほしい人が多く利用していますので、買取してもらえる可能性があります。
また、説明文を書くことや発送手続きなども自分で行うので、人件費もかかりませんからリサイクルショップに売るよりも高値出売れる場合もあるのです。ヤフオク、メルカリなどのサイトが人気となっていますので、利用してみると良いでしょう。
適切な方法で処分しよう
どうしても売れなかった場合には、適切な方法で処分するようにしてください。テレビは家電リサイクル法の対象となっていますので、粗大ゴミとして捨てることはできません。お住まいの自治体の処分方法に従って手続きを進めるようにしてください。面倒だという方は、不用品回収業者にお願いする方法もあります。
新しくテレビを買う予定があるなら下取りに出してみるのもおすすめ
新しいテレビを買う予定がある場合には、下取りに出してみると良いでしょう。家電販売店の中には、古いものを下取りしてくれるところもあります。下取りに出せば、少し安い料金で新しいテレビが買えますので、とてもお得な方法です。
B-CASカードはどう取り扱ったら良いのか?
テレビを新品で購入すると必ず付いているものです。普段からテレビを使っているのであれば必ず入っていますが、使っていない場合には必ず確認をしてください。
B-CASカードとは一体どんなもの?
B-CASカードは、デジタル放送を視聴するために必ず必要となるICカードです。このカードを本体に差さないと、放送を見ることはできません。
B-CASカードを入れたままの状態で売る場合
売却する際には、B-CASカードを入れたままの状態で査定に出したほうが高値になるケースが多いです。ただ、B-CASカードには使用者の情報が残されていますので、売りに出す前に変更の手続きを行っておく必要があります。
変更手続きは、B-CASカスタマーセンターに連絡するだけなので、特に難しくはありません。
B-CASカードを外して売る場合
新しいテレビを購入する予定がある場合には、B-CASカードを外してから売りにしたほうが良いでしょう。なぜなら、次のテレビにB-CASカードを指差すだけですぐに使えるようになるからです。また、B-CASカードを外しておけば、変更の手続きも必要なくなります。
業者やショップでの買取方法について
では業者やショップで売る場合にはどうすれば良いのでしょうか?買取に出す方法を確認しておきましょう。
出張買取を利用する場合
売却方法はいろいろありますが、一番楽なのは出張買取サービスを利用する方法です。この方法であれば、ご自宅まで引き取りに来てくれるので、自分で運び出しをする手間がかかりません。大きなサイズの場合には移動させるだけでも苦労しますから、出張買取業者に全部任せてしまうと、楽になります。
また、ほかにも売りたいものがある場合には、出張買取は非常に便利です。
宅配買取を利用する場合
宅配買取も自宅にいながら売ることができるので、忙しい方にはとても便利な方法です。ただ、宅配買取の手順などは業者によって異なっていますので、事前に下調べが必要となります。また、査定金額に満足しなかった場合に返送料金などがかかる場合もあるので、その点もよく確認しておくようにしてください。
持込買取を利用する場合
持込買取は、近くにリサイクルショップなど買取してくれるお店がある場合におおすすめの方法です。体力に自信がある場合や車などを持っていて、自分で運び出しや運搬できる人には向いています。ただ、運び出す際にうっかり傷付けたり、落として液晶を割ったりしてしまうと買取が難しくなるので、十分に気を付けて作業するようにしてください。
テレビを買取している業者の一例
買取強化中のメーカー、シリーズの買取価格が期待できるコレイルシティ
家電買取専門のコレイルシティ(COREILE city)は埼玉県に会社のある業者です。持込買取の他に宅配買取や出張買取もしているので、埼玉県以外の人からも依頼が多いそうです。高価買取の実績多数で、特に高値になりやすいのはブラビア、ウー、レグザ、アクオス、ビエラ、リアルだそうです。この他のテレビも買取してもらえると思いますが、買取強化中に自分のテレビがあったら今がチャンスです。
買取店舗が日本全国に展開中、リサマイ
テレビ買取専門のコンシェルジュがいるリサマイでは、液晶テレビはもちろんですが、付随する液晶モニターやディスプレイ、ブルーレイ、DVD、HDDレコーダー、ホームシアター、シアターラックにプロジェクターなども買取をしてくれます。製造年式が2015年以前のテレビは買取終了していますが、それよりも新しい製品なら高価買取が期待できる店舗です。フリーダイヤルで街頭テレビが売れるかどうか査定してくれるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
参考:テレビのリサマイ
便利な店舗数と圧倒的な知名度のブックオフ
ブックオフでも液晶テレビの買取をしていて、大正のメーカーはLG、三菱、パナソニック、ソニー、シャープ、東芝です。このメーカーの中でも他社でも買取強化しているような人気シリーズはブックオフでも高価査定になりやすいです。買取の際にはテレビに付属している純正のリモコンが必須になりますが、購入時の箱は無くても買取してもらえます。店舗数の多さはトップクラスなので、持ち込んで査定も気軽にできて便利です。
参考:ブックオフ
少しでも高く売るためにはどうしたら良いのか?
買取に出す場合は誰もが少しでも高く売りたいと思うでしょう。少しでも高く売るポイントがありますので、ご紹介します。
近場のリサイクルショップよりも家電買取専門店
少しでも高値で売りたい場合には、業者選びも重要なポイントとなります。近くのリサイクルショップを利用するよりも、家電買取専門店を利用するのがおすすめです。なぜなら、家電買取専門店は、家電に詳しい鑑定士が対応してくれる場合が多く、高価買取になりやすいからです。
査定に出す前に製品名や製造年や型番などを調べておくと良い
買取金額は、製造年や型番によっても異なることがあります。売りに出す前に、製品名や製造年や型番などをあらかじめ調べておけば、どのくらいで売れるかの予想もつきやすくなりますし、リサイクルショップや専門店で買取価格の交渉もしやすくなることでしょう。
リモコンなどの付属品は忘れずに揃えておこう
付属品が揃っていないと、どんなに状態が良くて、新しいものであっても、値段が下がってしまうことがあります。買取に出す前に保証書や説明書なども、忘れずに揃えておくことが高値で売るコツです。専用のスタンドやリモコンなど揃っていないと、買取してもらえないこともあるので、買ったときにどんな付属品があったのかを思い出して準備するようにしてください。
1社だけでなくできるだけ複数の業者やショップに査定を出してみる
査定を受ける際には面倒でも複数の業者にお願いするのがおすすめです。業者の中には、他社のほうが高かった場合に査定額アップしてくれるところもあります。お引っ越しなど急ぎで売る必要がない場合には、複数の業者の査定額をゆっくり見比べてから売りに出してみると良いでしょう。
できる範囲内できれいにしておくと良い
見た目が汚いと査定額が下がってしまうことがあります。買取に出す際には、手垢やほこりなどはきれいに落としておくと良いでしょう。ただ、掃除する際には傷を付けないように気を付けるようにしてください。
アルコールや薬品入りのクリーナー、水拭きなどは壊してしまうおそれがあるので、避けたほうが良いでしょう。基本的には、柔らかい布で乾拭きすることやエアダスターをふりかけておくだけで十分です。
ほかに売りたいものがあればまとめて一緒に査定に出してみる
テレビ以外にも、売りたいものがある場合には、まとめて査定に出すのもおすすめの方法です。まとめて買取に出すことで、おまけで査定額をアップしてくれる業者もあるからです。ただ、買取対象品目は業者によって異なっていますので、利用前に確認が必要です。
まとめ
以上、不用になったテレビを売る方法や注意すべき点などについてご紹介しました。できるだけ高く売りたいのであれば、面倒でも事前に型番を調べておき、汚れなどを落として状態をきれいにしておくと良いでしょう。
リモコンや取扱説明書などの付属品も忘れずに用意しておくようにしてください。
一社に絞らずに、多くの業者に査定を出してみて、買取金額を見比べてみるのもおすすめです。