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スコットランドの建築家「チャールズ・レニー・マッキントッシュ」の家具を高く売るコツ

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

一度見たら忘れられない特徴的なデザインのチャールズ・レニー・マッキントッシュの家具をご存知でしょうか?名前はわからなくてもユニークな見た目のチェアは見たことがある方も多いと思います。100年以上も前のデザインのものもありますが、古さは全く感じられません。今なお多くの方に愛されるデザインとなっています。

チャールズ・レニー・マッキントッシュの家具は、定価だとかなり高額なため、中古で探している方も多いようです。そのため多少古くても買取価格は安定している傾向にあります。こちらのページでは高価買取の期待ができる家具や少しでも高く買い取ってもらうためのポイントなどをご紹介しています。

チャールズ・レニー・マッキントッシュについて

チャールズ・レニー・マッキントッシュはスコットランドのグラスゴー出身の建築家であり、デザイナー、アーティストとして活躍した20世紀を代表する人物です。スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者の一人としても知られています。幾何学模様と直線で組み合わされたデザインは「グラスゴー・スタイル」と呼ばれ、展覧会の名前にもなりました。

27歳という若さで母校のグラスゴー美術学校の新校舎の設計コンペで優勝し、グラスゴーのティールーム、ウィロー・ティールームやヒルハウスを設計しました。スコットランドの銀行が発行する100ポンド紙幣に肖像が印刷されています。

チャールズ・レニー・マッキントッシュで査定価格が期待できる家具

292 ヒルハウス1ラダーバックチェア(HILL HOUSE1)

292 ヒルハウス1ラダーバックチェア(HILL HOUSE1)

マッキントッシュの代表作ともいえる家具がこのヒルハウスラダーバックチェアです。スコットランドのブラッキー邸、通称ヒルハウスの寝室のためにデザインされました。

オリジナルは現在もヒルハウスに設置されていて、復刻版がカッシーナより販売されています。まず目に入るのは、ハイバックすぎると言える背もたれでしょう。名前の通りはしごのような背もたれは座るためではなく、見て楽しむことも考えられています。

312 ウィロー1チェア(WILLOW1)

312 ウィロー1チェア(WILLOW1)

ウィローチェアは、スコットランドにあるティールーム、ウィロー・ティールームの支配人用の椅子としてデザインされました。カッシーナのイ・マエストリコレクションより復刻されています。

椅子を囲むような格子状の背もたれは、支配人がオーダーをまとめる際に使われていたそうです。その様子はお客様からはわからないよう、格子状の背もたれが目隠し的な役割を担っています。正面から見ても美しいのはもちろん、どこから見てもエレガントなチェアです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

チャールズ・レニー・マッキントッシュの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンはどこよりも高くというキャッチフレーズをコンセプトに、デザイナーズ家具の買取に力を入れているサイトです。 家具が好きなスタッフが在籍していて、各ブランドの紹介ページを見てもブランドやデザイナーの知識が豊富だとわかるので安心して依頼できます。

また、まとめて売ることで、査定価格が大幅に査定額のアップするので、企業やモデルルーム、オフィスなど、法人でまとめて売りたい場合にもゼノンは最適です。 見積もりは無料で、東京を中心に埼玉、神奈川県の一部であれば無料で出張買取にも来てくれるのも魅力です。

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

L-line(エルライン)は15年以上、ブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取しているサイトです。 ブランド家具の買取に特化していて、15年にわたり数多くの買取実績があるので、家具やデザイナーに対する知識もしっかりとしています。 通常のリサイクルショップと違い、確かな目利きで適正・丁寧に査定してくれるので安心です。

また、実際に買取した家具がホームページで頻繁に紹介されているので、信頼度もあります。 出張料や見積無料で自宅まで来てくれる出張買取が便利で、大型家具や高額な家具を売りたい時は迷わず相談してみましょう。 買取をしたあとの販売ルートも確立されているので、買取価格も他社さんより期待できます。

エルラインで査定してみる

リサイクルショップ チェリーズマーケット

チェリーズマーケット

チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。

まとめ

チャールズ・レニー・マッキントッシュの家具をピックアップしてご紹介いたしました。オリジナル版はカッシーナより復刻販売されていますが、かなり高額なためリプロダクト品も多く出回っています。見た目は同じようにつくられていますが、プロから見れば違いは歴然です。お持ちのものがリプロダクト品かオリジナルか不明の場合は、家具にある刻印や保証書などをチェックしてみてください。

査定に出す際に重要なのは、ショップ選びです。マッキントッシュの家具でしたら、必ずブランド家具を専門に扱っているショップに査定依頼をしましょう。マッキントッシュを扱っていないショップですと、適正な価格で買い取ってもらえないかもしれません。せっかくのマッキントッシュの家具ですから、少しでも高く買い取ってもらえるところを見つけて満足のいく売却をしてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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