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いらなくなってしまったカメラは不燃ごみ、粗大ごみ?適切な処分方法から、買取についても解説します!

小山大作小山大作

不用品を処分する方法

使わないなってしまたデジタルカメラ、一眼レフカメラなどは、小型家電リサイクル法に従って処分しなくてはなりません。動作に問題がないカメラであれば、値段が付く可能性もあるので、売却するのもおすすめの処分方法です。 本記事で、カメラの適切な処分の仕方、処分時の注意点、買取に出す方法などを解説いたします。

処分する前にカメラの状態を知っておこう

カメラを処分する前に、まずは状態をよく把握しておいたほうが良いでしょう。お持ちのカメラの種類、破損などについて、よくチェックしてみてください。

カメラは、デジタル、一眼レフ、インスタントなど種類がいろいろとある

カメラは、デジタルカメラ、一眼レフカメラなどいろいろな種類があります。ひと昔前だと、フィルムカメラ、使い捨てインスタントカメラなどが主流でしたが、現在は出回っているカメラの多くがデジタルカメラです。デジタルカメラは、コンパクトデジタルカメラ、一眼レフデジタルカメラなど種類があります。

近年は、一眼レフカメラよりも軽量でコンパクトなミラーレス一眼レフカメラの方が人気が高まっており、各社からさまざまなモデルが登場しています。カメラは基本的に人気や需要が高い機種のほうが売れやすいので、フィルムカメラよりも、最新のミラーレス一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラのほうが買取してもらえる確率は高めです。

さらに、Sony、Panasonic、キヤノン、Nikonなど有名メーカー製であれば、買取してもらえる確率がより高くなることでしょう。

壊れているかどうか動作確認してみよう

買取に出す前に、カメラの動作や外観をよくチェックをしておく必要があります。電源を入れ、シャッターを切ってみて、きちんと写真が撮れるかどうか確かめてみてください。操作方法はメーカーやカメラの機種によって異なります。カメラの扱い方がわからない場合は、取扱説明書やインターネットなどで調べてみてください。

動作に問題がなくても、レンズに大きな傷やカビが付いている場合や液晶画面に問題がある場合も売れなくなってしまうので、細かいところもしっかりと調べておく必要があります。正常に使えるカメラであれば、買取してもらえる可能性が高くなります。壊れているカメラの場合には、買取に出してもまず売れませんので、処分を検討したほうが良いでしょう。

壊れていないカメラは買取査定に出してみよう

カメラの外観や動作をチェックして、壊れていない場合には、以下の方法で買取に出すことができます。

リサイクルショップで買取してもらう方法

リサイクルショップを利用すれば、手軽な方法でカメラを売却することができます。お近くにリサイクルショップがある方は、不用なカメラを持参して、買取してもらえるかどうか相談してみるのがおすすめです。

ただ、リサイクルショップには、カメラに詳しいスタッフがいないことが多いので、正確な鑑定ができず、買取金額が安くなってしまうことがあるので、その点は注意がしたほうが良いでしょう。リサイクルショップの利用は、年式が古いものなど高値が付きにくいカメラをお持ちの方、すぐにカメラを処分した方には最適な方法です。

骨董品店へ持ち込む方法

古いフィルムカメラなどは骨董的な価値が出て、カメラマニアやコレクターの間で高値で取引されることも珍しくありません。押し入れを片付けていたら昔のカメラが出てきた、形見のカメラをお持ちの方は、骨董品を取り扱いしているお店へ持参して、鑑定してもらうと良いでしょう。もしも、価値のあるカメラだった場合には、予想外の高値が付くかもしれません。

カメラは基本的に壊れているものは売れませんが、骨董品な価値のあるものに関しては動作しないものでも高値で売れる場合もありますので、すぐに捨ててしまわずに、骨董品店で相談してみるのがおすすめです。

ネットオークションを利用する方法

不用なカメラは、ヤフオクなどのネットオークションを使って売却することも可能です。リサイクルショップや買取業者に依頼する場合には、お店の言い値となってしまいますが、ネットオークションであれば自分で好きな値段を付けることができます。

場合によっては、リサイクルショップや買取業者よりも、高値でカメラが売れるかもしれません。ただし、ネットオークションは、出品の際に手間がかかってしまいますし、すぐに売れないこともあるので、その点は注意が必要です。手間を惜しまない方、お時間に余裕がある方におすすめの方法です。

カメラは精密機器であるため、梱包時に細心の注意を払わなくてはなりません。丈夫な箱を用意することや梱包材をしっかり入れるなど、カメラが壊れないように十分気を付けて作業するようにしてください。

また、ネットオークションは、お互いに顔の見えない取引となるため、トラブルも起こりやすいというデメリットもあります。買い手が見つかったけど入金してくれない、良品を送ったのに壊れているとクレームを付けられたなどのトラブルが起こりやすいので、注意が必要です。そのようなトラブルが心配な方は、店頭買取を利用するのが安心かもしれません。

カメラ買取専門業者へ依頼する方法

カメラを売るならば、カメラを専門としている買取業者を利用するがベストです。なぜなら、カメラ買取専門業者ならば、カメラの機種、メーカーなどの事情に詳しい鑑定士がいるので、適正な金額で買取してもらえる可能性が高くなるからです。

特に、有名メーカー品、プロ向けやハイアマチュア向けの高級品などは、高値が出やすくなるので、リサイクルショップや骨董品店よりも、カメラ買取専門業者へ依頼したほうが良いでしょう。また、カメラ買取専門業者ならば、カメラの取り扱いもよく心得ているので、形見の品など、大切なものも安心してお任せできるというメリットもあります。

カメラ買取専門業者を利用してカメラを売る場合には、店頭買取、もしくは、宅配買取のどちらが利用できます。中には、出張買取を行っている業者もありますので、持ち込みや梱包の手間をかけずに、不用なカメラを売ることも可能です。大手のカメラ買取専門業者だと、専用の梱包キットを用意しているところもありますので、宅配買取であっても破損の心配なく取引できます。

カメラを高価買取してくれる業者

ライカだけに特化した買取専門店、エルカメラ

エルカメラ

カメラ買取専門店はいくつかありますが、エルカメラはその中でもライカだけに特化しています。カメラについてはもちろん、ライカ製品の情報は熟知しているプロが査定をしてくれるので、処分したいと思っているカメラがライカなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。本体からレンズ、アクセサリーについても詳しくて、買取出来るものもけいさいされています。送料や手数料が一切かからないのも、エルカメラの魅力です。

エルカメラで査定してみる

キャッシュバックやメーカーごとの特典など盛りだくさん、カメラのキタムラ

カメラのキタムラ

カメラのキタムラは日本でトップクラスのカメラの販売と買取、他にも有名なスタジオマリオの運営も行っています。経験豊かなカメラのプロが査定や修理を行ってくれるので、どこよりも信頼できて、高値にもなりやすいと好評です。もしも処分したいカメラがキタムラの保証期間中の物なら、査定額が大幅にアップするので、要チェックです。また、下取りの場合も査定額が10%もアップするので、買い替えの方も見てみてください。

買取価格がその場で決まる、マップカメラ

マップカメラ

マップカメラもカメラの販売や買取でかなり有名な大手の業者です。買取できるカメラの種類は約7500以上と、もしかしたら他社で買取を断られたモデルでも、マップカメラなら買取してもらえる可能性があります。オンライン見積りではカメラの製品名を入力するだけで、おおよその金額がわかるので便利です。買い替えをマップカメラで行うなら下取り金額もアップします。マップカメラは家にいながら楽々買取をしてもらえるサービスが充実しています。

壊れていた場合や売れなかったカメラの処分

壊れているカメラ、買取業者やネットオークションで売れなかったカメラは、以下の方法で処分できます。

インスタントカメラはまず売れないので捨てるしかない

一眼レフ、フィルムカメラといったカメラなどいろいろな種類がありますが、その中でも一番売れにくいのは、インスタントカメラです。リサイクルショップ、骨董品、カメラ買取専門業者でも、買取不可となっているところがほとんどなので、壊れていないものであっても、基本的に値段が付かないと思っていたほうが良いでしょう。

不用なカメラは小型家電リサイクル法に従って廃棄する

平成24年4月1日に、小型家電リサイクル法が施行されました。小型家電リサイクル法というのは、環境汚染防止や有効資源の活用のために制定された法律です。パソコン、携帯電話、ドライヤーなど400品目以上の家電製品がこの法律の対象となっており、デジタルカメラや一眼レフカメラなどが含まれています。

そのため、カメラを処分する際には、この法律に従って適切に破棄しなくてはならないのです。ひと昔前までは、不用なカメラは不燃ごみ、もしくは、粗大ごみとして捨てることが可能でしたが、今は役所などで不用なカメラを回収している自治体などもありますので、お住まいになっている地域の役所のホームページなどで確認してみてください。

不用品回収業者に依頼する方法

不用なカメラは不用品回収業者へ依頼することで、回収してもらえます。不用品回収業者ならば、家具製品、家電製品、スポーツ用品などいろいろなものを引き取りしてくれますので、カメラ以外のものをまとめて廃棄したい方におすすめの処分方法です。不用品回収業者を利用してカメラを処分する際には、適切な方法でリサイクルを行っている小型家電認定事業者を選ぶようにしてください。

カメラを処分するときに気を付けること

カメラには、写真のデータ、個人情報など大事な情報が入っていますので、処分する際には、情報漏洩に十分気を付けるようにしてください。

処分する前に個人情報やデータの削除しておく

カメラを売る場合、処分する場合でも、SDカードやフィルムを抜いておくようにしてください。SDカードやフィルムなどのメディアには、家族や友達などの大切な写真データが含まれています。またカメラ本体にも、写真データ、位置情報などの個人情報が残っていることもあるので、データの消去と初期化を行っておくようにしてください。

バッテリーはカメラ本体とは別に処分

カメラを処分する際には、バッテリーも忘れずに抜いておくようにしてください。カメラのバッテリーは、電池専用の回収ボックスへ入れることで処分できます。

まとめ

以上、不用なカメラの適切な処分の仕方、処分時の注意点などについて解説いたしました。カメラを処分する前に、まずは外観や動作をよくチェックして、売れるかどうか判断してみてください。Nikon、canonなど有名メーカー品、プロ向けの高級品などは、高値で売れる場合もあるので、カメラ買取専門業者を利用して売却するのがベストです。

古いカメラであっても珍しいものならば、高値で売れる場合があるので、骨董品店へ持ち込んで査定を受けてみると良いでしょう。中には、壊れているカメラでも買取している業者もあるので、ダメ元で交渉してみるのもおすすです。値段が付かないカメラは、小型家電リサイクル法に従って適切な方法で、処分しなくてはなりません。

カメラを廃棄、売却する際には、写真データや個人情報が漏れないように、データ消去、初期化も忘れずに行っておくようにしてください。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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