小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
京都出身のデザイナー「岡嶌要（おかじま かなめ）」。インテリアショップが集まる東京の目黒でCLASKAという店舗を手掛けています。ファッションに使われる素材を採り入れたソファや木材の木目をそのまま楽しむシェルフなどのデザインで人気を集めています。そんな岡嶌要氏の家具も使わなかったり、やむを得ない事情で不用になってしまうこともあるでしょう。
愛着のある家具はなかなか廃棄しづらいものです。まだ使える状態であれば、そのまま廃棄してしまわずに、買取査定に出すのがおすすめです。売却は次に使う方につなげることができる方法です。ここでは岡嶌要氏の買取価格が期待できる家具の紹介をはじめ、買取価格をアップするためのコツなどわかりやすく解説していきます。納得のいく売却のお手伝いができれば幸いです。
京都出身の岡嶌要氏は京都造形芸術大学美術科彫刻を卒業後、イデーでプロダクトデザイナーを務め、2006年に独立した後はインテリアショップ、CLASKA（クラスカ）のデザインを担当しています。活動の幅はインテリアにとどまらず、プロダクトや建築、アート分野にも及びます。
クラスカで扱っている、まるでハンバーガーのバンズのようなその名もバンズソファは、ふかふかで弾力があり、ちょうど良いサイズ感など人気となっています。シンプルでありながらどこか温かみとユーモアが感じられる彼の作品は、空間になじみくつろぎを与えてくれるでしょう。
座面、背もたれ共に低く設計されたデザインが特徴のアーオソファはイデーでもベストセラーを誇るアイテムです。日本人に親しみのある床に座る感覚を表現しています。低めなので立ち座りもしやすく、座面に穏やかなカーブが施されているので、ゆったりと座ることができます。
また、座面が低めなので圧迫感も与えません。ベース部分はタモ材を使い、すっきりとしたデザインです。1人掛けタイプと2人掛けタイプがあります。
アーオシリーズは、視点を低くして生活することをコンセプトにつくられました。インテリアショップ、イデーのオリジナルデザインです。テーブルは少し小さめサイズでナチュラルな雰囲気となっています。
岡嶌氏らしい木目を活かしたホワイトアッシュの素材も魅力の一つです。同じシリーズのソファと組み合わせて使うことでよりゆったりとした空間になります。とても軽いので、持ち運びも簡単です。
不思議な形をしたラタン素材のこちらは一体何でしょうか？実はこちらは座椅子なんです。あぐらをかく、ということからインスピレーションを得てつくられました。
身体にフィットするよう余計な部分はカットし、彫刻的なシルエットが特徴です。ぽっかりと開いた部分には雑誌やリモコンなどを収納することもできます。ラグを敷いてその上に置いたり、お部屋の主役になれるような存在感を放つ座椅子です。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
L-line（エルライン）は15年以上、ブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取しているサイトです。 ブランド家具の買取に特化していて、15年にわたり数多くの買取実績があるので、家具やデザイナーに対する知識もしっかりとしています。 通常のリサイクルショップと違い、確かな目利きで適正・丁寧に査定してくれるので安心です。
また、実際に買取した家具がホームページで頻繁に紹介されているので、信頼度もあります。 出張料や見積無料で自宅まで来てくれる出張買取が便利で、大型家具や高額な家具を売りたい時は迷わず相談してみましょう。 買取をしたあとの販売ルートも確立されているので、買取価格も他社さんより期待できます。
ゼノンはどこよりも高くというキャッチフレーズをコンセプトに、デザイナーズ家具の買取に力を入れているサイトです。 家具が好きなスタッフが在籍していて、各ブランドの紹介ページを見てもブランドやデザイナーの知識が豊富だとわかるので安心して依頼できます。
また、まとめて売ることで、査定価格が大幅に査定額のアップするので、企業やモデルルーム、オフィスなど、法人でまとめて売りたい場合にもゼノンは最適です。 見積もりは無料で、東京を中心に埼玉、神奈川県の一部であれば無料で出張買取にも来てくれるのも魅力です。
カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。
イデーで数々のヒット作を生み出した岡嶌要氏の作品をご紹介しました。ミニマルでと快適な雰囲気のデザインは、中古市場でも需要が高く、良いお値段での取引が期待できるでしょう。買取店が注目するのは、やはり家具の状態です。新品に近い状態であればあるほど、高く買い取ってもらえる傾向にあります。まだ売却するか迷っている方も、日頃のメンテナンスをしっかり行っておくことで、いざという時に買取額に差が出てきますので、怠らないようにしましょう。
イデーのホームページではお手入れの方法が公開されているので、そちらを参考に査定前にメンテナンスしておくのがおすすめです。また、メンテナンス用のアイテムなども販売されています。しっかりと家具の状態を整えておくことで、買取額アップにつながりますので、ぜひお試しくださいね。
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