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東京出身のデザイナー「佐戸川清」の家具を売却する際に知っておきたいコト。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

東京出身のデザイナー「佐戸川清(さどがわ きよし)」。代官山にショールームを持ち、インテリアを手掛けるデザイン事務所の代表を務める人物です。家具ブランド、カンディハウスから多くの作品を手掛けています。国内外にもファンが多いカンディハウスから発表された佐戸川氏の家具を諸事情で手放す場合、売却を選ぶ方も多いと思いますが、巷には多くの買取業者があり、どこに依頼するか悩む方も多いのではないでしょうか。

ここでは佐戸川氏の家具を売却しようと思ったときに、その家具の価値を理解してくれるおすすめの買取業者についてまとめました。売却時に気をつけておきたいポイントなどもご紹介していますので、売却を依頼する際に活用してみてくださいね。

佐戸川清について

東京出身の佐戸川清氏は1941年に生まれました。1981年にゼロファーストデザイングループを設立し、独自の世界観を持つインテリアを展開しています。「心地良い生活」は何かを第一に考え、インテリアやオーダーメイド家具、リノベーションなども手掛けます。日本インテリア学会理事、(社)国際家具産業振興会理事などの経験もあり、各方面で活躍するデザイナーです。

主な代表作としては宮内庁病院のベッドなど皇室関連のデザインや帝国ホテルやホテルオークラなどのベッドなども手掛けています。インテリアの世界では知らない人はいない、というくらいデザイン業界に精通している、日本を代表するデザイナーの一人です。

佐戸川清で査定価格が期待できる家具

WING LUX LD T脚テーブル

WING LUX LD T脚テーブル

WING LUXシリーズは佐戸川清氏が自然からインスピレーションを得てつくりだしたシリーズです。日本を代表する家具の産地で、海外でも人気の高いカンディハウスのロングセラーとなっています。

テーブルはT字型になっているのが特徴で、中央にふくらみがあり、端にはエッジを持たせたバランスの美しいテーブルです。2本の足をつなぐ貫と呼ばれる部分は、表から金具が見えないよう考慮されています。同シリーズのベンチと合わせたときに、テーブルの脚にぶつからずに立ち座りができるよう設計されています。

WING LUX LD サイドチェアー

WING LUX LD サイドチェアー

自然のモチーフを取り入れたWing Luxシリーズのサイドチェアです。やや低めの高さとなっていて、立ち座りが楽なよう設計されています。この快適性を実現するために、いくつもの試作とテストを経て誕生しました。

背もたれ部分とアームが一体感のあるデザインは、美しいバランスの上成り立っています。Wing Lux LDサイドチェアは旭川市のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

Wing Luxサイドテーブル

Wing Luxサイドテーブル

他の家具との組み合わせて使うことで、より使い方が広がるサイドテーブルです。ソファの座面に差し入れたり、アームチェアの側に置いて活躍する便利なアイテムです。

楕円形の天板と三角形の脚部のバランスが程よい緊張感のあるデザインで、シンプルながらも空間にアクセントを加えます。枝の分かれ目や葉脈のような自然の美しさを取り入れたWing Luxらしいデザインで、細部にもこだわりが詰まっていて、カンディハウスの技術の高さもうかがえます。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

佐戸川清の家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンはどこよりも高くというキャッチフレーズをコンセプトに、デザイナーズ家具の買取に力を入れているサイトです。 家具が好きなスタッフが在籍していて、各ブランドの紹介ページを見てもブランドやデザイナーの知識が豊富だとわかるので安心して依頼できます。

また、まとめて売ることで、査定価格が大幅に査定額のアップするので、企業やモデルルーム、オフィスなど、法人でまとめて売りたい場合にもゼノンは最適です。 見積もりは無料で、東京を中心に埼玉、神奈川県の一部であれば無料で出張買取にも来てくれるのも魅力です。

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

L-line(エルライン)は15年以上、ブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取しているサイトです。 ブランド家具の買取に特化していて、15年にわたり数多くの買取実績があるので、家具やデザイナーに対する知識もしっかりとしています。 通常のリサイクルショップと違い、確かな目利きで適正・丁寧に査定してくれるので安心です。

また、実際に買取した家具がホームページで頻繁に紹介されているので、信頼度もあります。 出張料や見積無料で自宅まで来てくれる出張買取が便利で、大型家具や高額な家具を売りたい時は迷わず相談してみましょう。 買取をしたあとの販売ルートも確立されているので、買取価格も他社さんより期待できます。

エルラインで査定してみる

リサイクルショップ チェリーズマーケット

チェリーズマーケット

チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。

まとめ

主に佐戸川清氏のカンディハウスの作品をご紹介しました。それ以外にもゼロファーストデザインのオリジナルのデザイン、パッチワークテーブルや岐阜県の家具メーカー、nissinやAREAなどからも家具を発表しています。これらの家具も高値の買取額が予想されますので、粗大ごみに出す前に買取店に査定依頼を出してみましょう。

佐戸川氏が代表を務めるゼロファーストデザインではオーダーメイド家具を製作しています。特注の家具は購入時は高価でありますが、メンテナンス性などの面から買取不可と判断されてしまうこともあります。しかし、ゼロファーストデザインのものであれば、購入元がしっかりしていることもあり、買取してもらえるかもしれません。また、他の家具とまとめて査定に出すことで、引き取ってもらえることもありますので、諦めずに納得できる買取店をさがしてみてくださいね。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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