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不用なスピーカーを高値で売るにはどうしたらいい?高値で売るコツから売れるスピーカーまで徹底解説!

小山大作小山大作

不用品を売る・買取してもらう方法

大切に使っていたスピーカーでも、引越しやライフスタイルの変化などで不用になってしまうこともあるかと思います。そんな時どのように対処するのがベストでしょうか。スピーカーは中古市場でも人気があるため、メーカーや状態によっては良い値段で売れる場合があります。ただただ、捨ててしまうには少し勿体ないかもしれません。

もし、不用になったスピーカーの状態が良くまだ使用できるのであれば、捨ててしまう前にまずは買取業者に無料査定を依頼したり、ネットオークションを利用して売却を検討してみるのがオススメです。少しでもお得に手放して、次に使ってくれる人がいた方が捨ててしまうより気持ち的もいいのではないでしょうか。

本記事では、不用になったスピーカーを売る手段をはじめ、売れる、売れないスピーカー、高値で売るコツなどについてわかりやすく解説していきます。また、万一スピーカーが売れなかった場合の適切な方法についても触れていきますので、スピーカーの売却を検討している方をはじめ、処分を検討している方もぜひ参考にしてみてください。

目次

スピーカーの種類

スピーカーの種類

売却前にやることは、スピーカーの種類の確認です。

一口にスピーカーといっても、大型スピーカー、高級スピーカー、アンプ内蔵スピーカー、コンポなどたくさんの種類があります。近年は、小型スピーカー、ワイヤレススピーカー、ポータブルスピーカーなども人気となっており、各社からさまざまなタイプのものが販売されている状況です。

スピーカーの種類によって、売れやすいものと売れにくいものがありますので、まずはお持ちのスピーカーの種類をよく調べてみてください。

売れるスピーカーと売れないスピーカー

売れるスピーカーと売れないスピーカー

次は、どんなスピーカーが売れやすいのかについて、具体的に見ていきましょう。

有名ブランドのスピーカー

よく売れやすいのは、有名ブランドのスピーカーです。
海外のメーカーだと、

  • Bose(ボーズ)
  • JBL(ジェービーエル)
  • TANNOY(タンノイ)
  • Bang & Olufsen(バング&オルフセン)

などのスピーカーが良い値段が付きやすい傾向です。
日本のメーカーでは、

  • ONKYO(オンキョー)
  • YAMAHA(ヤマハ)
  • Victor(ビクター)
  • KENWOOD(ケンウッド)
  • SONY(ソニー)

などが定番人気となっており、中古市場でも値段が付きやすくなっています。

年式は新しいければ新しいほど高く売れやすい

年式が新しいスピーカーも売れやすくなります。
新しいものが売れやすいのは、スピーカーだけではなりません。どの家電製品であっても、新しければ新しいものほどより高値が付きやすくなっています。なぜなら、家電製品は、次々に新しいモデルが登場してくるからです。旧モデルよりも、新しいモデルの方がより優れた機能を搭載していることが多く、人気もあります。

そのため、買取ショップでは、年式が古いモデルは価値が低いと判断し、買取額も下がってしまうことが多いのです。少しでも良い値段で売りたいと思っている方は、保証書、納品書、購入時の明細書などをチェックして、いつ頃発売されたスピーカーなのかを確認してみてください。

高性能、高音質、アンプ内蔵スピーカーは高値になりやすい

スピーカーの品質も、売れ行きを左右します。
アンプ内蔵、Bluetooth対応など、性能の高いスピーカーほど買取額も高くなる傾向です。また、ハイレゾ音源対応、5.1ch対応など、高音質のスピーカーも良い値段で売れやすいです。

ビンテージ(アンティーク)な希少価値のあるスピーカー

古いスピーカーだからといって、すぐに売却をあきらめる必要なありません。アンティーク品、ビンテージ品のスピーカーであれば、多少古くても良い値段で売れる可能性があるからです。

オーディオマニア、スピーカーコレクターの間では、ビンテージ品のスピーカーが高値で取引されることは珍しくありません。生産が終了して市場に出回っていないもの、日本では手に入りにくいものなど、希少価値があるスピーカーは驚くような高値が付くこともあるのです。

お持ちのスピーカーの価値が判断できない場合は、一度専門家の査定を受けてみると良いでしょう。

壊れているスピーカー、汚れがひどいスピーカーは売れない

買取に出しても売れないのは、壊れているスピーカーです。
正常に音が出ない場合や電源が入らないスピーカーをほしいと思う人はまずいないでしょう。たとえ、壊れていなくても、あまりに古すぎるスピーカーだと買取拒否されることもあります。

また、汚れがひどいスピーカーも、印象が悪くなるため、売れる可能性が低くなります。ただし、見た目がおしゃれなスピイーカーや珍しいデザインのスピーカーは、インテリア品としてならば売れるかもしれません。

スピーカーを売る手段

スピーカーを売る手段

ここまで、売れやすいスピーカーと売れないスピーカーの特徴について、解説してきました。次は、スピーカーを売るための具体的な手段について見ていきましょう。

買取業者に依頼をする

最もお手軽な売却方法は、買取業者を利用することです。

出張買取、店頭買取、宅配買取などいろいろな手段があるため、自分の都合の良い方法で売却できるのがメリットです。ただ、買取業者によって、サービス内容、対応には差があります。

特に、宅配買取はお互いの顔が見えませんので、信頼できる買取業者を選んでおきたいところです。買取を依頼する前に、インターネットなどで口コミや評判などをチェックしておくと良いでしょう。

情報が少なくて評判がわかりにくい場合は、実際に問い合わせてみるのも手です。電話やメールでの印象から比較や判断をしてみると良いでしょう。

自分でオークションやフリマアプリで売る

自分の決めた値段でスピーカーを売りたいと考えている方には、オークションやフリマアプリがおすすめです。オークションやフリマアプリならば、自分の希望の値段で出品することができます。

また、業者を仲介しないため、売上がそのまま自分の手に入るというメリットもあります。 オークションやフリマアプリのデメリットは、スピーカーが売れるまで自宅に保管しなければならない点です。

売れるまでに時間がかかることもあるため、急ぎで現金化したい方には向いていない方法です。また、出品しても、必ず売れる確証はないことも頭に入れておいたほうが良いでしょう。

家電量販店での買取や下取り

新しいスピーカーへ買い換える予定の方は、下取りを検討してみてはいかがでしょうか? 下取りに出してしまえば、売却と購入を同時に行うことができるので、非常に便利です。

ただ、すべてのお店が下取りサービスを実施しているわけではありません。下取りを利用したい方は、新しいスピーカーを購入予定のお店へ相談してみると良いでしょう。

少しでも高く売るためのコツ

少しでも高く売るためのコツ

ちょっとしたことを心がけるだけで、スピーカーの買取額がアップしやすくなります。少しでも高値でスピーカーを売りたい方は、以下のことをぜひ実践してみてください。

できる範囲で汚れを綺きれいにしておく

見た目がきれいだと、査定時の印象が良くなり、良い値段が付きやすくなります。ほこりを払うか、手垢を吹いておくだけでも、見た目が印象が変わりますので、買取に出す前に軽く掃除をしておくことをおすすめします。

ただ、スピーカーは精密機器なので、水拭きやアルコールなど溶剤を使うのは避けてください。無理に汚れを落とそうとせずに、柔らかいクロスで乾拭きする程度にとどめておくのがベストです。

付属品・保証書・説明書があれば揃えておく

スピーカー本体だけでなく、付属品や保証書などの書類も一緒に買取に出すと、査定額がアップしやすくなります。買取に出す前に、スピーカーケーブル、スタンド、インシュレーター、電源コードなど、購入時に付属していたものを全部揃えておくようにしてください。

ほかにも売りたいオーディオ機器があればまとめて査定依頼をする

スピーカー以外に売りたいものがあれば、一緒に査定に出すのもおすすめです。買取業者としてもスピーカー1点だけ買取するよりも、複数のアイテムを買取した方が利益になるため、高値が付く可能性があります。

ヘッドフォン、オーディオインターフェース、アンプ、ミキサーなど不要なものがあったら、スピーカーと合わせて買取に出してみると良いでしょう。

不要になったら少しでも早く行動する

早めに行動することも、スピーカーを高値で売るコツです。

スピーカーは次々に新しい製品が登場することやモデルチェンジが行われるため、少しでも新しいもののほうが良い値段で売れやすいのです。使用しない間に、故障するリスクもあります。いらないと思ったら、できるだけ早めに売りに出したほうが良いでしょう。

高価なスピーカーほど専門の買取業者へ

高級品のスピーカーを売る場合は、リサイクルショップよりも専門買取業者へ依頼するのがおすすめです。

専門買取業者にはスピーカーに詳しい鑑定士がいるため、一般的なリサイクルショップよりも適切な価格を出してくれる可能性が高いからです。専門業者を探す際は、オーディオ機器の買取実績が多いかどうかをチェックしてみると良いでしょう。

使っていないスピーカーを適切価格で買取してくれる業者の一例

業界トップクラスの高価買取、楽器買取専門のエルミュージック

エルミュージック

楽器買取専門のエルミュージックではスピーカーも積極的に買取をしていて、有名メーカーや高音質、高性能なモデル、また併せて他の音響機材や楽器も査定に出せば高価買取が期待できます。更に埼玉県や東京都、神奈川県の一部エリアへは出張買取も対応しているので、自分で運び出しや運搬が難しい大型スピーカーの買取も全てエルミュージックにお任せできます。出張買取以外にも宅配買取や持込買取もあるので、手放したい物やライフスタイルに合わせた方法が選択可能です。

エルミュージックで査定してみる

技術屋一筋で40年以上、オーディオ買取屋

オーディオ買取屋

オーディオ買取屋はオーディオが好きな50代~60代でも安心して売却ができる業者で、サイトにもオーディオデータベースで使用やマニュアル、オーディオ用語など役立つ知識もたくさん掲載されています。オーディオ専門で技術者さんもいるので修理も対応しているので、壊れていて売却をあきらめている人は要チェックです。実際に買取したスピーカーに買取金額も事例で載っているので、参考にもなると思います。

まとめての買取や業者からの買取にも対応、オーディオサウンド(AudioSound)

オーディオサウンド(AudioSound)

オーディオサウンドは名前通りオーディオに関するものなんでも買取していて、スピーカーをはじめ、アンプやレコードプレイヤー、オープンリールデッキ、ハイレゾ、それらに関するアクセサリーなどここに記載のないものでも買取してもらえます。査定の相談は無料なのでまだどこで売るか迷っている、金額次第で決めたい方も依頼できます。年中無休で電話でもウェブからでも相談できるのでなかなか時間が確保できない方でも依頼しやすいのもオーディオサウンドのメリットです。

どうしても買取が難しい場合は…

どうしても買取が難しい場合は…

買取に出しても売れなかったときは、適切な方法で処分しなくてはなりません。

適切な方法で処分をする

不要なスピーカーは、自治体の不燃ごみや粗大ごみに出すか、小型家電回収ボックスを利用することで処分できます。不燃ごみや小型家電回収ボックスであれば、費用をかけずに処分することが可能です。

ただ、大型のスピーカーは粗大ごみ扱いとなる場合もあるため、サイズの確認が必要となります。役所のホームページなどで、粗大ごみの基準について調べてみてください。

処分したいものがたくさんあるなら不用品回収業者もあり

ほかにも処分したいものがある場合は、不用品回収業者を利用するという方法もあります。 不用品回収業者ならば、自宅までスピーカーを引き取りに来てくれるため、労力をかけずに処分できるのがメリットです。

業者によって、料金や対応に差がありますので、利用する際には下調べを徹底しておきましょう。

まだ使えるスピーカーならほしい人に譲る

動作に問題がなく、まだ使えるスピーカーであれば、ほしい人に譲ってみてはいかがでしょうか?仲の良い友達や知人にプレゼントするか、またはジモティーなどのサイトを利用して、もらってくれそうな人を探してみると良いでしょう。

壊れている場合は

壊れている場合は

壊れたスピーカーでも修理に出せば、良い値段で売れるのではと思う方もいるかもしれません。

修理してもプラスになるかどうかで判断

修理をするかどうかは、スピーカーの元の値段で判断してみると良いでしょう。お持ちのスピーカーが安物の場合は、修理代のほうが高くなる可能性がありますので、あきらめて廃棄するのが無難です。

反対に、高級品のスピーカーならば、修理代以上の値段で売れる可能性が高くなります。そもそも、希少性の高い高級スピーカーであれば、壊れたままでも売れることもあるのです。

スピーカーの修理代、壊れた状態での査定額、修理した場合の査定額がどのくらいになるのかをよく検討したうえで、最適な方法を選んでみてください。

まとめ

まとめ

今回は、ご不要になったスピーカーを売る方法についてご紹介しました。高性能、有名ブランド品、ハイレゾ等の高音質のスピーカーは比較的高値で売れやすいです。出張買取、店頭買取、宅配買取、ネットオークションなどいろいろな売却方法がありますので、自分の都合に合わせて選んでみると良いでしょう。

古いものや壊れているスピーカーは、買取不可となる可能性が高いです。どうしても、売れなかった場合は、自治体のごみ回収、不用品回収業者などを利用して適切な方法で処分しなくてはなりません。

ただ、アンティーク品のスピーカーは予想外の高値が付くこともあるので、捨てる前に専門店などで査定を受けてみることをおすすめします。

スピーカーは新しいもののほうが良い値段が付きやすいため、いらなくなったらできるだけ早く行動するのが高値で売るコツです。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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