小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
テクタはバウハウスの精神を今に伝えるべく、バウハウスの哲学をベースにオリジナルのプロダクトを生み出しています。テクタはギリシャ語で想像するという意味で、マルセル・ブロイヤーやミース・ファン・デル・ローエといった巨匠たちが手掛けた名作と呼ばれる家具も復刻しています。
そんなテクタのプロダクトは、中古でも人気があります。お引越しや買い替え、模様替えなどでテクタのプロダクトを処分しようか検討中でしたら、買取専門の業者での売却をオススメします。復刻版の家具はもちろん、オリジナルのプロダクトも高値で買取されています。ここでは特に買取価格の高かったプロダクトを紹介していますので、売却の際のご参考にしてください。
テクタは1972年にアクセル・ブロホイザーが設立しました。アクセル・ブロホイザーはバウハウスデザインに魅了され、バウハウスデザインのプロダクトを作りたいという衝動に駆られるも、当時の東ドイツでは叶わず、西ドイツへ亡命します。いまなおバウハウスの造形哲学を取り入れつつ進化したプロダクトを生産しています。
バウハウスは1919年にドイツのワイマールで創設された教育機関で、機能主義や合理主義に基づいたモダニズム思想を確立したことで有名です。アクセル・ブロホイザーは、研究を重ねてバウハウスの名作を世界に発表してきました。バウハウスのデザイン教育の原点である、アートとテクニックの融合をもとに、新しい家具作りにも挑戦しています。
M21は20年以上ロングセラーなダイニングテーブルで、その人気の理由は有機的なデザイン、座る人数が限定されることのない不定形な天板にあると言われています。
大人数で座ることができるだけでなく、視界が微妙にずれることで心理的な圧迫から逃れることができます。ユニークな天板は、向かい合う事なく邪魔になることもない機能的な形状のテーブルです。天板のサイズは2サイズあります。
B20はバウハウスが生み出したカンチレバー構造と呼ばれる、片持ち構造から独自に開発したチェアです。この構造によってレッグと背もたれがしなることで、クッション性が高くなります。
シートには籐のようなプラスチックコードを使用していて、汚れに強いだけでなく耐久性もあります。無駄を省いたスマートなフォルムの美しさと、機能性を併せもっています。
B17はB20と同様に、腰かけると自然な重みでしなる、カンチレバー構造によって座り心地が抜群な機能的なチェアです。ドイツの芸術学校であるバウハウスの構造をいかして、テクタがオリジナルで開発しました。
無機質な素材感に美しい流れを描くようなフォルムは、モダンでいてスタイリッシュな印象です。シンプルな見た目から想像するよりもはるかに快適で長時間座っても疲れにくいです。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
L-line（エルライン）は15年以上、ブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取しているサイトです。 ブランド家具の買取に特化していて、15年にわたり数多くの買取実績があるので、家具やデザイナーに対する知識もしっかりとしています。 通常のリサイクルショップと違い、確かな目利きで適正・丁寧に査定してくれるので安心です。
また、実際に買取した家具がホームページで頻繁に紹介されているので、信頼度もあります。 出張料や見積無料で自宅まで来てくれる出張買取が便利で、大型家具や高額な家具を売りたい時は迷わず相談してみましょう。 買取をしたあとの販売ルートも確立されているので、買取価格も他社さんより期待できます。
ゼノンはどこよりも高くというキャッチフレーズをコンセプトに、デザイナーズ家具の買取に力を入れているサイトです。 家具が好きなスタッフが在籍していて、各ブランドの紹介ページを見てもブランドやデザイナーの知識が豊富だとわかるので安心して依頼できます。
また、まとめて売ることで、査定価格が大幅に査定額のアップするので、企業やモデルルーム、オフィスなど、法人でまとめて売りたい場合にもゼノンは最適です。 見積もりは無料で、東京を中心に埼玉、神奈川県の一部であれば無料で出張買取にも来てくれるのも魅力です。
カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。
バウハウスのデザイン思想を現在に伝承しているテクタの家具は圧倒的な知名度と人気で、中古市場でも需要がかなりあります。機能美を兼ね備えたプロダクトはもちろん、復刻版ともなると高値での買取が期待できそうです。多少の使用感や傷、スレなどがあっても積極的に買取を行っている業者がほとんどなので、まずは査定だけでも試してみてください。
チェアはほとんど4脚セットでの販売が多いですが、中古ですと1脚だけ欲しい方や、まずは1脚から使ってみたい方など、セットでなくても購入する方もいます。4脚揃ってないからと諦めないで、家具の買取専門業者までお問合せしてみてください。処分するはずだったチェアが売れたらきっと嬉しいはずです。
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