買取のプロが教える、
暮らしに役立つ情報サイト、
エルラインジャーナル。

いらなくなった電子ドラムを処分するにはどうするのがベスト?さまざま処分方法をご紹介!

小山大作小山大作

不用品を処分する方法

大きな音を鳴らしてリズムを取れるドラムは人気の楽器ですが、基本的に大型でスペースが必要なことが難点です。また音量の調整も難しいため、自宅で演奏する場合は電子ドラムが利用されます。その電子ドラムを処分する際、どういった方法があるかについて今回は紹介します。

電子ドラムを処分したいとき

ロックやジャズあるいはメタルなど、あらゆる音楽ジャンルにおいてドラムはなくてはならない存在です。しかし需要に対してドラマーの数は少なく、常に不足しています。その理由の一つがドラムセットの大きさでしょう。バスドラムやスネアドラム、またシンバルなど大小さまざまな楽器が組み合わされているドラムセットは非常に場所を取り、自宅に置いておくことが難しいです。

またドラムから鳴る音量も問題でしょう。エレキギターならアンプやスピーカーに繋げない限り、楽器からは微量の音しか出ず近所迷惑にはなりません。しかしドラムはバチで直接叩いて鳴らすため、どうしても大きな音が出てしまいます。そういった問題を解決すべく生み出されたのが電子ドラムです。通常のドラムと比べるとコンパクトな造りになっているため、一般住宅でも置くことが可能です。

また電子ドラムなら音を鳴らさない、あるいはヘッドホンからのみ出力という設定ができるため、発生する音を抑えられます。こういった理由から自宅での練習用として電子ドラムを購入される方は少なくありません。しかしいくらコンパクトといえど、ギターやピアノといったほかの楽器と比べたらスペースを取ります。そのため、使わなくなったからといって放置しておくのも難しいです。

電子ドラムが壊れている場合

電子ドラムを処分する理由が壊れているからである場合、捨てるしかありません。しかし電子ドラムはサイズがあるため、処分には少し手間がかかります。

ゴミとして処分しましょう

最も単純な処分方法はゴミとして出すことです。とはいえど、電子ドラムはサイズが大きく、通常の燃えないゴミとして扱ってはもらえません。自分の手で分解してコンパクトなサイズにすれば回収を受けられますが、電子ドラムは鉄が多く使われており慣れない方では非常に難しいです。

また、鉄のパイプを切断しようとして手を切ってしまうという危険性もあります。また電子ドラムは鉄以外にもさまざまな材質が使われており、それぞれをよく調べつつ分解する必要があります。そのため、無理に燃えないゴミとして出すのではなく、粗大ゴミとして回収してもらうほうが良いでしょう。粗大ゴミの回収ルールは自治体によって異なるため事前の確認が必要です。

多くの場合において、指定の販売所で売られているゴミ処理券を購入することになります。その券に必要事項を記入し、電子ドラムへ貼り付けながら指定の回収場所に置いておけばそれで終わります。粗大ゴミはそのサイズによって費用が変わりますが、電子ドラムなら1,000円程度で済むでしょう。なお、電子ドラムをそのままの状態で回収に出すのではなく、自分ができる範囲で分解しておくと喜ばれます。

また、自治体によっては粗大ゴミの受付センターを設けていることもあります。そこへの持ち込みなら費用がかからないこともあるため、まずは調べておきましょう。受付センターへの持ち込みは指定場所での回収と異なり日時指定が基本的にないため、すぐに処分したい場合にも便利です。しかし電子ドラムは手で持ち運べる大きさではなく、運搬のために自動車が不可欠であるため、輸送費のコストも考慮して決める必要があります。

不用品回収業者を活用できます

処分の方法としては民間の不用品回収業者も候補に挙げられます。行政による粗大ごみ回収とは異なり、日時を指定して業者のほうから受け取りに来てくれます。そのためすぐ処分したい、またはあわせて捨てたいものがあるといった際には便利な存在でしょう。電子ドラムが非常に大型で、自分一人では部屋の外へ出すことさえも困難だという場合にも力になるでしょう。

しかし行政の回収よりサービスが良い分、料金が少し高めです。また、業者の中には不法投棄を行っていたり、回収無料をうたいながら後で高額な費用を請求してきたりする悪徳な業者もあります。そういった業者に出くわさないためにも、インターネットで口コミを調べてから依頼しましょう。

電子ドラムを使わなくなった場合

バンドを辞めた、または結婚や引っ越しなど生活環境の変化により電子ドラムを置いておくスペースがなくなったなど、処分の理由はさまざまでしょう。もし処分する電子ドラムがまだ使える場合、ごみとして捨ててしまうのはもったいないです。

特にヤマハやローランドなどといった人気ブランドの場合、少し古かったとしても買いたい方は多く、したがって売却価格も高くなる傾向があります。また、一部分が壊れていたとしても分解し、まだ使えるパーツのみを売ることも可能です。

リサイクルショップという手段

不用品を売る場所として多くの方々が真っ先に思いつくのはリサイクルショップでしょう。リサイクルショップなら買取のノウハウが蓄積されているので、査定や引取を比較的素早く行ってくれます。またリサイクルショップはさまざまなものを受け付けているため、電子ドラムだからという理由で買取を拒否されることも基本的にありません。

一方、ほかの売却手段に比べてリサイクルショップは査定が安くなる傾向があります。加えてリサイクルショップの店員が電子ドラムの知識を持っているとは限らないため、たとえ有名メーカーのものだったとしてもそれに見合う査定額を出してくれるかは不確定です。

リサイクルショップへ持っていく際には自分である程度分解しなくてはならないのもデメリットでしょう。査定額が低かったとしてもすぐさま電子ドラムを引き取ってもらいたいというときならリサイクルショップをおすすめしますが、そうでない場合はほかの手段を選ぶほうが無難です。

オークションサイトやフリマアプリを使う

現在ではインターネットを活用し、オークションサイトやフリマアプリなどで電子ドラムを売られる方も少なくありません。これらの方法の場合、売値を自分で設定できるというメリットがあります。特にオークションサイトは買いたい方が複数人いると競売が始まり、最初に設定した額より高値で売れることもあるのです。

しかしこれらのサービスでは電子ドラムの音を伝えられません。出品した電子ドラムが壊れていないことはもちろんとしても、音が変質していたり付属品が欠如していたりといった理由でのトラブルが発生しやすいです。また入札者を集めるためには詳細に説明文を書き、さらに写真撮影もこだわる必要があります。

そのように努力したとしても、購入希望者が現れない限り電子ドラムを処分できません。こういったことから、電子ドラムの処分方法としてオークションサイトやフリマアプリはあまり適していないといえるでしょう。

楽器買取専門店がおすすめ

電子ドラムを処分するなら楽器買取専門店がおすすめです。専門店のスタッフなら電子ドラムの知識を有しているため、壊れておらず目立った汚れや傷もないならば適切な価格で査定してくれます。特に購入から月日が経っておらず、さらに人気が高いモデルなら高値で買い取ってくれることもあります。処分したい電子ドラムが良い品であるならばリサイクルショップやインターネットサービスではなく、楽器買取専門店へ持っていきましょう。

電子ドラムのオススメ買取業者/ショップ

電子ドラムセットでもパーツごとでも高価買取、エルミュージック

エルミュージック

エルミュージックの電子ドラム買取は日本全国に対応しているので、どこにお住まいの方でも査定依頼や買取をしてもらえます。電子ドラムをセットで依頼した方が高値になりやすいですが、スネアやタム、パッドや専用アンプなど、パーツごとの買取も積極的に行っています。買取方法に関しては宅配買取に持込買取、無料で無料で出張買取もしています。出張買取の対応地域はサイトやお問い合わせなどでご確認ください。

エルミュージックで査定してみる

日本全国対応の楽器買取センター、ドレミ楽器

ドレミ楽器

ドレミ楽器では電子ドラム/デジタルドラムの買取を宅配買取で受け付けています。宅配買取だと梱包が大変そうと思うかもしれませんが、ドレミ楽器は簡単に梱包できる大きな段ボールや梱包材、接着テープや着払い用の伝票に割れ物注意シールまで送ってくれます。電話やメールフォームからの見積に納得してから梱包セットを送ってもらえるので、査定額に納得しなかった場合のキャンセルも簡単です。

新品や備品はもちろん、傷有や故障した電子ドラムもお任せ、トイズキング

トイズキング

トイズキングは年中無休で電話対応していて、またメールやラインアプリからも問い合わせ可能なので、忙しい方にも利用しやすいです。電子ドラムでは特にヤマハやローランドを買取強化していて、電子ドラムと併せてスピーカーやエフェクターなどを査定に出せば、査定額のアップにもなります。電子ドラムの買取実績が日々更新されているので、自分の電子ドラムが売れそうかどうか、気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。

譲ったり売ったりする際には

電子ドラムを業者に売却する、または知り合いへ譲り渡す場合にはいくつか注意しておくべきことがあります。

汚れやほこりは取っておきましょう

売却する際はできる限りで良いので電子ドラムに付着した汚れやほこりを取っておきましょう。たとえ一拭きで取れる程度の汚れだとしても、それが付いたままでは査定額が低くなります。また誰かに譲り渡す場合でもきれいにしておいたほうが好印象です。

付属品が揃っていることが重要

もしスティックやコードなど、購入した際に付いてきたものが残っている場合は揃えて査定に出すことをおすすめします。自分がプレイしやすいよう電子ドラムはカスタムしがちですが、売却の際は買ったときの状態に近いことが重要です。取扱説明書はもちろんのこと、保証書も忘れずに用意しておきましょう。

ステッカーやシールが剥がしておくと良いでしょう

お気に入りの楽器にステッカーやシールを貼られる方は珍しくありません。しかし査定の際にそれらは汚れとしてみなされてしまいます。愛着あるステッカーだとしても剥がしておくほうが良いです。

音が出るか確認してください

売却や譲渡の前に音が出るかどうかの確認もしてください。もしまったく音が出ない場合、査定額が出ずに有料引取となってしまう可能性があります。また譲渡の場合でも、故障品を押しつけられたとしてトラブルに発展しかねません。

まとめ

電子ドラムを処分する際、多くの方々は粗大ごみに出されます。しかし日数に余裕があり、いくらかの手間をかけられるならば業者に売却するほうがお得です。特に楽器買取専門店なら高値で査定してくれる可能性もあります。今回の解説を参考にしつつ、上手に電子ドラムを処分してください。

Author

#

小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

page-top