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いまトレンドの北欧家具を、できるだけ高く売るために!~フレデリシア編~

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

1955年に北欧デンマークで設立されたフレデリシアは、アンドレアス・グラバーセンがボーエ・モーエンセンをデザイナーとして起用することで、北欧を代表するブランドへと成長しました。ボーエ・モーエンセンがデザインした家具はどれも名作として称えられていますが、他にもナナ・ディッツェルがデザインした家具も有名です。

新進デザイナーがデザインした家具も多く、デザイナーによって買取価格が変動します。フレデリシアの家具はどのデザイナーがデザインした家具が人気で、中古市場でも需要があるのかまとめてみました。フレデリシアの家具を売却しようと検討中の方はもちろん、購入予定の方もぜひご覧ください。

フレデリシアについて

最初フレデリシアは小さな椅子張り工房としてスタートしました。創業者のアンドレアス・グラバーセンは、様々なデザイナーとコラボレーションしながら、新しいプロダクトを開発しています。ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)やハンス・J・ウェグナー(Hans J.Wegner)といった巨匠と呼ばれるデザイナーのコレクション作品は、素材を活かしたデザインと、高い機能性で世界中から評価されています。

ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)はシンプルでいて実用的な家具をリーズナブルな価格で提供することを信念として掲げています。大衆視点のデザインや、機能美を追求し、丈夫で長持ちする作品が多いのが特徴です。

フレデリシアで査定価格が期待できる家具

2212 ソファ

2212 ソファ

2212はボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)がデンマークのコペンハーゲン郊外にある自宅用にデザインしたソファで、自分で作った家具は、実際に自分で使用してみるのが一番という思いから生まれました。

ミニマムな機能美と、シンプルでクラシカルな佇まいから、1962年に誕生して以来世界中で愛され、ボーエ・モーエンセンの代表作と言われています。

トリニダードチェア

トリニダードチェア

トリニダードチェアは、1993年にナナ・ディッツェル(Nanna Ditzel)がデザインした、カリブ海にある建築様式からインスピレーションを得て生まれたチェアです。

当時の最新型のコンピューター数値制御を応用して、ヴィクトリア様式によく見られる透かし彫りを現代風なデザインへと変え、カリブ海に面したドバゴ島に生息する極楽鳥をモチーフにしたとも言われています。放射線上に溢れる光と影のシルエットが美しく、多くのデザイン賞を受賞した名作チェアです。

ミカド チェア

ミカド チェア

ミカド(MIKADO)はヨハネス・フォーソム(John Foersom)とピーター・ヨートローレンセン(P.Hiort-Lorenzen)がデザインしたチェアで、ランダムに積み上げた棒を取っていくという、ヨーロッパでのメジャーなテーブルゲームからヒントを得てデザインされました。

何本もの棒が扇状に美しく広がっている背もたれが独特で軽快な印象です。ほどよくしなるので座り心地も快適で強度もあります。2002年グッドデザイン賞を受賞しました。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

フレデリシアの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

L-line(エルライン)は15年以上、ブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取しているサイトです。 ブランド家具の買取に特化していて、15年にわたり数多くの買取実績があるので、家具やデザイナーに対する知識もしっかりとしています。 通常のリサイクルショップと違い、確かな目利きで適正・丁寧に査定してくれるので安心です。

また、実際に買取した家具がホームページで頻繁に紹介されているので、信頼度もあります。 出張料や見積無料で自宅まで来てくれる出張買取が便利で、大型家具や高額な家具を売りたい時は迷わず相談してみましょう。 買取をしたあとの販売ルートも確立されているので、買取価格も他社さんより期待できます。

エルラインで査定してみる

ブランド家具 出張買取フォーカス

フォーカス

いろんなジャンルのブランド家具から家電、着物、骨董品、美術品、その他のノーブランド品まで買取をしている中古品買取専門フォーカスは、個人、法人のお客様にも対応しています。 東京都23区内でしたら無料で出張査定をしてくれるので、気軽に申込できます。最近では信頼と実績の多さから有名なテレビ番組に出演経験もあります。 主な買取製品が具体的にホームページに掲載されているので、気軽に自分で確認できるのもポイントです。

まとめ

やはりボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)がデザインしたソファ、女性デザイナーであるナナ・ディッツェル(Nanna Ditzel)のチェアは買取価格が安定しているようです。グッドデザイン賞をはじめ、世界各地のデザイン賞を受賞している家具は人気ですので、買取価格も高めの傾向があります。

家具専門の買取業者は数多くありますが、その中でも北欧家具を専門に扱っている業者もあります。フレデリシアの家具ですと、北欧家具専門の買取業者に依頼した方が高値で買取してもらえるかもしれません。北欧家具専門買取なので、フレデリシアの価値もデザイナーの価値も充分理解していると思います。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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